ぼくらの夏休み
「はぁ…はぁ…だだい…ま…」

「おじゃましま〜す。優汰ー」

俺は全身汗だくだった。

「おかえり〜。悠ちゃ〜…はっ!椿ちゃん!」

「優汰〜」

椿ちゃんは優汰に抱き着いた。

なんかうらやましい。
まぁ、彼女がいないからしょうがないのか。

「あっ、おかえりー」

絢さんが出迎えてくれた。

「ただいまです…とりあえず喉が渇いた…麦茶ー…」
俺は台所に向かった。

「んぐっ…んぐっ…ぷはぁ」

麦茶をコップ一杯飲み干して一息ついた。
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