ぼくらの夏休み
車に乗ってから1時間くらいが経過した。
段々と潮の匂いがしてきた。

「あっ、コンビニよるけどなんか欲しい人?」

そう言って絢さんは車をコンビニへ止めた。

「んー、適当に飲み物とお菓子くらいでいいんじゃないですかね?」

「僕もそう思う〜」

「お酒は買っちゃダメだよ!絢さん」

「はいはい、わかってますよー」

「あっ、俺がついていきますよ」

俺も車から降りた。
< 43 / 50 >

この作品をシェア

pagetop