側女〜復讐劇!?〜
『お前ら破っただろ』

『え、あたしたちが破く原因を作ったのはあんたでしょ?』

『ほうら、新しいのくれないかな。てゆうか、時間無駄だよ?』

ファイルを見だす教師。

『一枚しかないぞ。』

そういった教師に、りみが言う。

『あ~そう。ま、くれない?』と。

教師は渡し、授業を始めようとした時、

『あ~さぼり。貰うわ』

と、夏南が言い、奪う。

そしてマッキーで、布沢夏南と書いた。

『夏南ちゃん!』

さけぶさほりに夏南が、『うっせえな。授業妨害してんじゃねえよ』と、一喝。

さほりは黙った。


すると、あの教師が、

『さほりのぶん印刷してくるから』

と、いい教室を出て行った。

『ねえ!あれってえこひいきでしょ?』
私が夏南に聞くと
『うん。黒板に書いてやろ』
と、笑いながら言った。


えこひいき教師!失格!うざいんですけど!

私達は書きまくった。


ガラ

あの教師が帰ってきた時の顔!

青ざめててウケたWW
真っ青だよ。
あ~。面白い。やっと自分がいじめられてんのに気づいたんだ。

『先生!』
サボりが駆け寄る。

地べたに座り込んだ教師に3つの目線。

どうしようという目線
ざまあみろという目線
いたわらないとという目線


『は、や、く授業してくださあ~い。』

りみが机を蹴りながら言う。


やっとの思いで立ち上がったあの教師。

黒板を見つめなおし、目を閉じ、授業しだしたが、りみが怯むわけない。

『え〜聞こえな〜い!もっと大きく言ってよ。』

という。

声を張り上げ、教室を回りながら授業していた時、

私のプリントにつばがとんだ。


それに気づいた莉沙が、りみと夏南に言うと。

『ちょっとさあ!コレ、どういうこと?』


『うっえ!きも!』
りみがふっと息を出して飛ばす。

『ほーら!早く印刷しておいでよ?』

『それはわかってるが、お前らいい加減にしろ!』

『はい?今はね社会の授業。道徳や説教の授業じゃないよ?』

私がそういうとりみが

『そうですよ〜早く授業しましょー』

と言った。

すると、あの教師は印刷しに行った。

『あ~っはっはっ。弱!雑魚じゃん!』

夏南が、手を叩いて笑う。

『てかさ、弱っ!さぼりちゃん、あんなんの側女で、かっわいそお!』

と、笑いながら言うと、

『あのさあ、りみ達さあ、くっだらないと思わないの?いじめなんかしたって私達は負けないから』

と、さほりがいう。

まあ、りみが怯むわけない。

『あ~っそお。んじゃ、何してもいいのね?』

『え、あったりまえでしょ!』

『ねえねえ、あんたさあ、男なんていつでも裏切んだよ?そんとき、いろいろ噂されてさあ、乗り切ったいじめも再発!まあ、私達はいいんだけどー。ね〜っ!』

『そ~そ~そ~』

『側女の、私に嫉妬してんの?』

『あんた自意識過剰だねー。だっれも嫉妬しねえし。バカじゃないの?あいつの裏ウチラ見えるし。いじめると裏見えるよ?あいつの裏腐ってるから。まあね、あんたが知りたいなら今すぐ別れな。』



『りみ…。ひどくない?』

『は???』





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