好き嫌い好き





次の日、腫れた目で学校に行くといろんな友達に心配された。





「大丈夫だよっ?」って笑って見せたけど





本当は大丈夫なんかじゃない。






「本当は大丈夫なんかじゃないよなぁ?
なんたって昨日俺に振られたしねっ」





そう言って近づいてきたのは昨日の告白までは優しかった楓翔くんだった。




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