闇華



ザザーーザザーーー


『ねーねー君なにしてるの?』

『俺は……死のうかなって……』

『??なんでー??』

『それは……』

『まーどうでもいいや!』

『えっ?』

『君さ!どーせ死ぬならその命私に頂戴』

『えっ??!!』

『だって今死ぬってゆってなかった??』

『……うん』

『じゃあいいじゃない私に頂戴』

ニコッと満面な笑顔でゆってくる少女

『ぅん。いいよ!君にあげる!』

『やったぁー!君名前は??』

『名前……名前は……もうない』

『ふーん、紅うん。紅ってどう??』

『くれない?』

『そー!!今は秋、紅葉の季節だから紅!』

『紅、うん!俺は紅!』

『私は東城優丹よろしく紅』

これが俺達の出会いだった

あの日優丹に拾われた俺の命

優丹の為にこの命尽きるまで

俺は…………


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