私の嘘を完成させて

「嫌だよ。めんどくさい。」

「はぁ…」

ため息をつく尚人さんには
悪いが修学旅行なんて
めんどくさい行事はなるべく避けたい。

「しょーがないな。」

珍しく納得してくれた…

「南那ちゃん。」

と思ったのに・・

「修学旅行は出席に入るんだよ。」

「はっ?」

「なので修学旅行は強制参加。
分かった?」

「そんなはずっ!」

「生徒会長が決めたんだよ~
いや~残念だーははは」

くっ・・・
ほんと達悪い…

それから一週間は
憂鬱に過ごしたなんて
言うまでもない。


< 117 / 402 >

この作品をシェア

pagetop