私の嘘を完成させて

海に誘われるけど
残念ながら泳げないし
海は好きじゃない…。

「私はいいから、皆で
泳いできなよ。」

てゆーか女子の視線が
痛いから早くどっか
行ってくれ。

「愛菜!こっち来て
泳ごう!!」

堀さんは友達に呼ばれて
気まずそうになる…

「堀さん。行ってきなよ。」

「でも・・」

「ありがとね。でも私は大丈夫。」

私が1人になってしまうのを
気にしている堀さんは
私が大丈夫と言うと
水着の上に来ていた
Tシャツを脱いで

「ごめんね。後でいっぱい話そう。」


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