私の嘘を完成させて

それはいい事?

望んでいたことなの?

考えても答えは見つからなくて
答えてほしい人は傍にいない。

「どうしたもんか…」

「あれ。生徒会の姫じゃん」

条件反射って嫌。
振り向いちゃうんだから。

「…変態教師」

「変態言うな。佐田様と言え。」

久々に見た。
確か新のお兄ちゃん。

「何か用ですか?」

「いんや。一発かましたら
外の空気吸いたくなってよー」

「何の話ですか…」

「聞きたい?」

「結構です。」

この人…本当に教師なの?

< 217 / 402 >

この作品をシェア

pagetop