私の嘘を完成させて
夏休みですよ
「よし。じゃあ俺
迎え来てるから先行くわー」
「気を付けてね。栄斗。」
「おー。南那も
大人しくしてろよー」
夏休み1日目。
今日は皆が帰省する日だ。
一番初めに出て行った
新は明日は堀さんとデートらしい。
うきうきで出て行った。
彷徨の家にあった
洋服とかを少しまとめて
順番に出ていく5人。
「じゃあ俺も行くけど、
嬢ちゃんちゃんと飯食えよ。」
「分かってるよ…」
新はちゃんと5日分の
ご飯を作って冷凍庫に
入れておいてくれた。
「いつもありがとう」
「お。珍しく素直じゃん。
お礼は体でいいよ~」
「早く行け。」