私の嘘を完成させて

何があったの?とか
どうしたの?とか

聞くことはいくらでも
出来たけど…

なんとなく話したくなさそうで。

聞かない事にしといた。

にしても・・

不愉快ってどうゆう事だろ。

深く考えても分からないので
彷徨の家に戻ると…

「やべーよ!
あいつ顔可愛いから
女と間違われて
誘拐とかされんじゃねぇ?!」

「…捜索願い出すか?」

「その前に探しに行った方が
いいだろうね。」

・・・ほらね。

海は私の家にいます。

なんて言ったら
とんでもない事になりそう。

< 274 / 402 >

この作品をシェア

pagetop