私の嘘を完成させて
「海に変な事されなかった?」
!!
「なんで…」
「海は寂しがり屋だから
満喫なんて行けるはずないし
まぁ行くとしたら隣かなって。
それに、タイミングよく
部屋から出ってたしね。
南那ちゃん。」
クスクス笑いながら言う愁は
本当に敵にはしたくない…。
「あぁ安心して。
たぶん皆は気付いてないから。」
「…それはよかったです。」
「飯出来たぞ~!」
丁度良く新が声をかけてきて
「嬢ちゃんそいつら
起して~」
え…。なんで私が…。
そう思いつつも
美味しいご飯を毎日
作ってもらってるから
文句は言えない。