私の嘘を完成させて

「早く帰れ!」

「うるさいなぁ!
なんでそんな事
海に指図されなきゃ
いけないわけ?」

「お前らいつも
喧嘩してんな~」

「うるせぇバカ栄斗!」

あぁもう。

「私帰っていい?」

ここにいると
頭痛が…

「嬢ちゃん帰るの?」

「だって久々なんでしょ?
私抜きで楽しんで~」

そう言って部屋を
出ようとすると

「南那ちゃん。俺も行く。」

まさかの海が
着いて来ようとする…

そして。
< 291 / 402 >

この作品をシェア

pagetop