私の嘘を完成させて
「あれ、嬢ちゃん
取り残された?」
美味しそうなおかずを
テーブルに並べる新。
「うん。何か楽しそう。」
「そうか?海顔やばくね?」
「え?」
新にそう言われて
ベランダを見ると・・・
黒いオーラを放ってる
彷徨に顔を真っ青にして
何か必死に言っている海。
この一瞬で何があった…?
「バカだなー海も。」
「新には分かるの?」
「あーなんとなく?
嬢ちゃん関係だろ。」
「え?」
クスクスと笑って
そう言う新に
頭の中は?マーク。