私の嘘を完成させて

生徒会がこんなんで
いいのでしょうか…?

まぁ私も聞いているだけで
話し合いには参加してないけど。

「ねぇ、新。」

寝ている新に
話しかけてみても反応なし。

バシッ!!

「ってぇ!!」

「あ、起きた」

「何すんだよ、嬢ちゃん…
禿げたらどうしてくれんだよ。」

思いっきり頭を叩いてみると
勢いよく起きたけど、
少し涙目だ。

「ちゃんと話し合い
参加しなさいよ。」

「あー?
俺らはどーせ参加できねぇし」

あくびをしながら
そう言う新に頭の中には
?マークが浮かぶ。

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