私の嘘を完成させて

なぜか勝ち誇った彷徨の顔みて
朝からのイライラが止まらない…

「尚人さんはほとんど
学校にいないから、
ほとんどの事は彷徨に
任せてるんだよ。」

「他の教師の立場ないじゃない…」

そういえば担任も
存在感なかったし…

保健室の変態教師は
あんなんだし…

この学校で一年生活していくって
考えるとゾッとする。

さっきからニコニコしてる
愁の笑顔は黒い。
次に何を言い出すのか…

「さて。南那ちゃん。
本題に入ろうか」

そうですよね。
これで終わるわけないですよね。
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