私の嘘を完成させて

「本来なら即退学でこの町に
いれないようにもできるけど・・」

いやいや・・
怖すぎるしそんな事が…

いや。愁なら出来そうだ…

「生徒会に入った南那ちゃんに
最初の仕事を任せるよ。」

「まさか…」

「うん。あいつらの処分。
南那ちゃんが決めていいよ。」

そう簡単に言う愁は
この中で一番敵に回したくない。

「いや…決めていいって言われても…」

正直困る。
確かに変な言いがかりつけられて
毎日言われる嫌味にはさすがに
ストレスの溜まる毎日だけど…

「保留で…」

「はあ?おいおい嬢ちゃん。
それはないんじゃないの?」

俺の弁当無駄にしといて。

一言余計だっつーの…。

「お前殴られた事忘れてねぇ?」



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