世界に幸せの旋律を。~君と私が綴る物語~
「…おしまい。ねぇメロディー、どうだった?」
その最後のおきまりの一言の後、祖母が隣に座る私の顔を控えめに覗き込む。
「あのね、あのね。すーっごく良かったよ!!メロ、すーっごく好き!このお話!」
私は満天の笑みで心配そうな顔をした祖母に笑いかけた。
今も昔もこの話が大好きなのは本当だ...いや相変わらずボキャブラリーの少なさが凄く恥ずかしいけれど。
今の私から少々付けさせて貰うと、
ストーリーはもちろんだが、この作品の独特...というより個性のある書き方が私は好きだった。
時々作者がつっこんでいたり、大事な所は読者任せだったり。
でもその書き方が私は好きだったし、その空白のストーリーを考えるのはあの頃一番好きな事だったと思う。
それに。
最初に幸せな国について書かれた部分の挿絵が私は大好きで、楽しそうに笑っている2人の魔道士の表情を見るといつもここの国に住みたいなーと思ってた。
まぁ2人の見た目は真っ黒と真っ白のローブを被っているだけだし、見た目も中性的で表情以外はよく分からないんだけどね。
その最後のおきまりの一言の後、祖母が隣に座る私の顔を控えめに覗き込む。
「あのね、あのね。すーっごく良かったよ!!メロ、すーっごく好き!このお話!」
私は満天の笑みで心配そうな顔をした祖母に笑いかけた。
今も昔もこの話が大好きなのは本当だ...いや相変わらずボキャブラリーの少なさが凄く恥ずかしいけれど。
今の私から少々付けさせて貰うと、
ストーリーはもちろんだが、この作品の独特...というより個性のある書き方が私は好きだった。
時々作者がつっこんでいたり、大事な所は読者任せだったり。
でもその書き方が私は好きだったし、その空白のストーリーを考えるのはあの頃一番好きな事だったと思う。
それに。
最初に幸せな国について書かれた部分の挿絵が私は大好きで、楽しそうに笑っている2人の魔道士の表情を見るといつもここの国に住みたいなーと思ってた。
まぁ2人の見た目は真っ黒と真っ白のローブを被っているだけだし、見た目も中性的で表情以外はよく分からないんだけどね。