ラブゲーム
それはもちろん"何者"なんかではなく、ふゆみさんだった。
「眠ったフリしちゃった」
「もう、おどかさないでよ……」
「これ、飲んでいい?」
「どうぞ」
ふゆみさんに、こんなお茶目な一面があるとは知らなかった。びっくりしたけど、可愛いなと思ってしまった。
ふゆみさんはゴクゴクとスポーツドリンクを飲み、「はい」と俺に手渡し、俺もゴクゴクと……
初めての間接キス、なんてね。
「寒いから、入って?」
そう言って、ふゆみさんは俺が入りやすいように掛け布団を半分剥いだ。その時、ふゆみさんのピンクのネグリジェが見え、それも十分魅惑的だが、脱いでいてくれても良かったかな、と思ってしまった。
「いけねー。エアコン付けるの忘れた」
「いいんじゃない? くっ付けば、暖かいよ」
「そ、そうだね」
では、って感じで俺はバスタオルを横に置き、ふゆみさんと向き合う形で布団にはいった。するとふゆみさんは、
「きゃっ」と、小さい悲鳴を上げた。
「どうかした?」
「三浦君、ハダカなの?」
「今ごろ?」
ふゆみさんは、どこを見てるんだろうか、と思ってある事に気づいた。
「ふゆみさん、眼鏡は?」
ま、今夜はアレをするだけだから、眼鏡は掛けなくていいんだろうとは思ったが、一応聞いてみた。
「さっき、着けたの」
「着けたって、ブラ?」
「バカ。コンタクトよ」
「コンタクト? 眼鏡はやめるんだ?」
「うん。まだ慣れなくて、目がゴロゴロするの。ねえ、私の顔、変?」
「ぜんぜん変じゃないよ。むしろ可愛いと思うよ?」
「ほんと? うれしいなあ」
なるほど、コンタクトね……って、あれ?
コンタクトについては何か意味があったような気がするが、何だったかな。
「眠ったフリしちゃった」
「もう、おどかさないでよ……」
「これ、飲んでいい?」
「どうぞ」
ふゆみさんに、こんなお茶目な一面があるとは知らなかった。びっくりしたけど、可愛いなと思ってしまった。
ふゆみさんはゴクゴクとスポーツドリンクを飲み、「はい」と俺に手渡し、俺もゴクゴクと……
初めての間接キス、なんてね。
「寒いから、入って?」
そう言って、ふゆみさんは俺が入りやすいように掛け布団を半分剥いだ。その時、ふゆみさんのピンクのネグリジェが見え、それも十分魅惑的だが、脱いでいてくれても良かったかな、と思ってしまった。
「いけねー。エアコン付けるの忘れた」
「いいんじゃない? くっ付けば、暖かいよ」
「そ、そうだね」
では、って感じで俺はバスタオルを横に置き、ふゆみさんと向き合う形で布団にはいった。するとふゆみさんは、
「きゃっ」と、小さい悲鳴を上げた。
「どうかした?」
「三浦君、ハダカなの?」
「今ごろ?」
ふゆみさんは、どこを見てるんだろうか、と思ってある事に気づいた。
「ふゆみさん、眼鏡は?」
ま、今夜はアレをするだけだから、眼鏡は掛けなくていいんだろうとは思ったが、一応聞いてみた。
「さっき、着けたの」
「着けたって、ブラ?」
「バカ。コンタクトよ」
「コンタクト? 眼鏡はやめるんだ?」
「うん。まだ慣れなくて、目がゴロゴロするの。ねえ、私の顔、変?」
「ぜんぜん変じゃないよ。むしろ可愛いと思うよ?」
「ほんと? うれしいなあ」
なるほど、コンタクトね……って、あれ?
コンタクトについては何か意味があったような気がするが、何だったかな。