好きでいてもいいですか?
2人が昼ごはんを食べ終わってから、まだ時間があったからクリスマスの話をしてみることにした。
「翔、あのさ……」
私が翔に話しかけてみたけど、翔から返事が返ってこなかった。
さっきまでは普通に会話できてたのに、なんで?
「しょ、翔……?」
そんな翔にもう一度話しかけてみる。
「……なに?」
翔から返ってきた言葉はたった一言。
しかもすごくそっけなくて、冷たい声だった。
「翔。クリスマス私と一緒に過ごさない……?」
だけど、こんなことでひるんでいるわけにはいかない。