好きでいてもいいですか?
第2章
変わらない想い
「萌愛っ!どの競技にする?」
夏休みが終わって一週間とちょっと。
約2週間後に控えた体育祭の種目決めをしていた。
結局悠真くんとは気まずいまま、夏休みが終わってもそれは変わらなかった。
「んー、無難に二人三脚かなー」
体育祭は、最低でも1人一種目は出ないといけない。
だけど、全員が一種目だと人数が足りないから何人かは競技を掛け持ちする。