普通なお嬢様の極秘恋愛
「付き合ってることじゃなくて。
そこは勿論言ってないよ。
風邪は治ったから凛の護衛に戻りたいけど、田中さんが許してくれないって。
安達君は凛に気があるし、突然代理になった上に護衛人数が多いから心配。
俺がこっそり見守りたいって言ったら、わかってくれた」
成程、確かに嘘はない。
安達君が迫ってくるのも、いつもより人数が多くて護衛が大変そうなのも、本当のこと。
中堂さんが納得するだけの理由があった。
「どうやって、来たの?」
「中堂さんが運転する同じ車で来たよ?
一番後ろで静かにしてた」
気づかないものだね、と翔護は笑う。
そこは勿論言ってないよ。
風邪は治ったから凛の護衛に戻りたいけど、田中さんが許してくれないって。
安達君は凛に気があるし、突然代理になった上に護衛人数が多いから心配。
俺がこっそり見守りたいって言ったら、わかってくれた」
成程、確かに嘘はない。
安達君が迫ってくるのも、いつもより人数が多くて護衛が大変そうなのも、本当のこと。
中堂さんが納得するだけの理由があった。
「どうやって、来たの?」
「中堂さんが運転する同じ車で来たよ?
一番後ろで静かにしてた」
気づかないものだね、と翔護は笑う。