普通なお嬢様の極秘恋愛
「可愛い、凛。これにしよう?」
「翔護が言うなら……」
わたしはそれを試着室で着込んだ。
「やっぱり似合うね」
翔護が微笑んでくれて、お揃いの黒いリボンを頭に着けてくれて、髪形も整えてくれた。
試着した衣装をそのままに、値札等を切ってもらい、レジでさっきまで着ていた水色のワンピースを袋に入れて貰って、会計を済ませる。
自分で出すよ、って言ったんだけど、翔護が首を横に振って、それを許してくれなかった。
「彼氏らしいこと、させて?
彼女の服をたまには選んで買ってあげるくらい、したい」
翔護がちょっと頬を赤くして、わたしもつられて赤くなった。
目の前では店員さんが笑顔を浮かべている。
「初々しくて可愛い~!
カッコ良くて優しい彼氏さん、うらやましい~!」
にこにこした店員さんは、サービスです、とイチゴのキャンディをプレゼントしてくれた。
店員さんと翔護にお礼をいって店を出た。
「翔護が言うなら……」
わたしはそれを試着室で着込んだ。
「やっぱり似合うね」
翔護が微笑んでくれて、お揃いの黒いリボンを頭に着けてくれて、髪形も整えてくれた。
試着した衣装をそのままに、値札等を切ってもらい、レジでさっきまで着ていた水色のワンピースを袋に入れて貰って、会計を済ませる。
自分で出すよ、って言ったんだけど、翔護が首を横に振って、それを許してくれなかった。
「彼氏らしいこと、させて?
彼女の服をたまには選んで買ってあげるくらい、したい」
翔護がちょっと頬を赤くして、わたしもつられて赤くなった。
目の前では店員さんが笑顔を浮かべている。
「初々しくて可愛い~!
カッコ良くて優しい彼氏さん、うらやましい~!」
にこにこした店員さんは、サービスです、とイチゴのキャンディをプレゼントしてくれた。
店員さんと翔護にお礼をいって店を出た。