0626
『何でもない…独り言だよ。てか見て凄い人だよ!』
私は適当にはぐらかした。
門の前には沢山の人だかりが出来ていた。
その人だかりを掻き分けながらクラス発表を見に行った。
理沙と同じクラスでありますように…
私の願いは神様には届かず理沙とはクラスが離れてしまった。
私は4組、理沙は1組。
私たちは理沙のクラスの前で別れた。
理沙と別れた後私は自分のクラスに向かった。
教室に入ると黒板に席順が貼っていた。
前から4番目かぁ…