優しすぎる君
そして美緒は少女漫画のように目を輝かせながら
「駄目だよ!早く確認したいもん!!よーし突っ込むぞー!!」

「ちょっ、やめろぉぉおお!」

そんな願いもかなわず、人混みの中へダイブ…。
まあ目はバッチリ覚めたが…(笑)

あいつは小さい分いいが、
一応、バスケ部レギュラーの俺は187cm
あって…
人にぶつかるのは確実で。
そんな俺にお構いなしでどんどん突っ込んでいくあいつ。

するとパッと手が離れた。
俺は今のうちにと思い人混みを出た。
どうせあいつは俺の分も見てきてくれるだろ。


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