また会いたくなっちゃったんだろ?
写真を眺めていると、
「なぁ、歳いくつだっけ?」
本当にストレートに聞くんですね…
「えっ…だいたいでいいですか?」
「なんだよ、それ?」
「すみません、言ってみただけです。白石さんの7つ下です。」
「同世代…とは言えねぇみたいだな、ミスチル知らないとかショックだったぜ?」
「いえ、あれは…集中して音楽を聴けてなかったので分からなかったんです。」
「そーか?チンプンカンプンな顔してたぞ?聖徳太子じゃねーのかよ!」
「もうちょっと古い時代のミスチルが好きなんです、だから…分からない曲もあります。」
「ミスチルはいつのだっていい。他は何聴くの?」
「んっと、ブルーハーツが好きなんです、クロマニヨンズでもハイロウズでもなく…」
お!
という顔で、
「ブルーハーツか。今聴いてもいいよな。歌詞がいいんだろうな。」
「はい、心に入って来ます。」
「そっか。歳だいぶ下みたいだけど悪くないな。ちょうどいい。」
ちょうど、いい?
何がいいんだろう…?