また会いたくなっちゃったんだろ?



先輩ヒマなのかな?どうしたんだろ。
「あの、今日流星群の日なんですって。ご存じでした?」
「そうなの?確かにこの辺りは空が澄んでいるよな、星好きなの?」


お話しできた。聞いてみていいかな…


「近所の高台に公園があって、今夜見ようかなと思ってるんですよね。…来ませんか?」
「ん?1人でいつも星見てんの?」
「はい、流星群の季節はいつも長いこと空見てるんです。」
「フーン、でも俺なんかと夜中に2人でいて大丈夫なの?」


やっぱり、よくないよね。分かってるけど、でも。


「大丈夫、です。」
「まぁそれなら…じゃあ仕事終わりで連絡したらいいの?」
「(やっったー!)はい、お待ちしてますね!」

さ、続きを進めなきゃ。嬉しくって手がスイスイ動く!


私が無理目な体勢で紐を縛ったりするのを さっきから黙ってじっとみてるけど…なんだか手元が狂いそう。
高みの見物なのでしょうか?

先輩、ちょっと恥ずかしいです。
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