桜の季節
「唯香-☆ぉ待たせ!!」

案の定、あたしが着いたときにわもう唯香が着いていた。

「ううん。大丈夫だよ。ぢゃあ...行こっか♪」

「うん♪てか唯香と02人って初めてだょね?

いっつも悠也とか圭斗がいてさあ...」

「うん...そうだね♪」

「てかこの前悠也がね-♪」

「...っもう、その話は後で聞くから!早く買い物しよ-よっ♪」

「そ-だねww」

その後、あたしたちは買い物をいっぱいした。

唯香とオソロのキーホルダー、携帯につけるって約束したんだ♪

あたし、今日は唯香と初のお出かけで

テンションが上がってた。

1人でずっと喋り続けてて、

唯香の話なんてちっとも聞こうとしてなかった。

「んでね!!さっきの話なんだけどさあ、

悠也が...なんだっけ??

なんか忘れたけど圭斗に言ったらさ、

圭斗がいきなりそれにキレて、

悠也、めっちゃ必死で

謝り始めたの!!もう、超ウケたんだょ!?

唯香にも見せたかったなあ♪あれ!!」

「...そっか。いいなあ、架歩。唯香も見たかったなあ。

架歩、悠也たちと仲良くなったょね、

唯香、ずっと一緒にいるのに、

なんか架歩の方がいっぱい知ってるみたぃ...。

唯香が架歩になれたら、なにか変わってたのかなあ...。」

「...え??

唯香...もしかして...。」


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