桜の季節
唯香の家の前

いつも悠也は送ってくれる。

感謝してる。

大好き。

いつも想ってる。

今日はそれを

言葉にしなきゃ。

「じゃあ、あしたね。」

悠也が言った。

...言わなきゃ。

「悠也...??」

悠也が振り向いた。

「唯香、悠也のことが好き。」

はじめて悠也と喋った日と同じ、

下を向きほほを赤らめ、そう言った。

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