桜の季節
―――――

―――――――という、わけが分からないけど

なんか納得な返事をもらったそうです。

でもこの言葉で唯香は変わった。

2年になって悠也とクラスが離れた。

それがチャンスというかなんというか

必死で自分を変え

友達の輪に溶け込んでいったそうだ。

仲のいい2人の友達が出来た。

家に遊びにいった。

メールをした。

お泊りをした。

買い物に行った。

はじめてをいっぱい感じた唯香は

あらためて悠也の言葉に感謝した。

あらためて大切な人だと...実感した。

やっぱり好きなんだと...心から想った。

誰にもいえない...秘密ができた。



【1回振られたのにまだ好き】

そんな秘密の恋。



――――

――――――そして勉強が出来た唯香は

簡単に悠也と同じ高校に入学し

架歩と知り合い、全てを言った

というわけだった。

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