恋の悪あがき〜甘い香りに誘われてⅡ
松田さんが、袖をまくりながら、
「洗面所を借りるよ」
と、手を洗いに行った。
「悠里。このところ残業が続いてるから、適当な物しか食べてないと思って、今日はスペシャルなカレーを作りに来た」
まさかと思ったけど…
「作ってくれるんですか?」
「そのつもりで、肉と我が家のカレーパウダーを持ってきた」
「ありがとうございます。エプロン…これフリーサイズです」
うちにある中で、シンプルなフリーサイズのエプロンを渡す。松田さん、細いし入ると思う。
「悠里は、リンゴの皮をむいてて。俺は玉ねぎをみじん切りにしてるから」
タンタンタンタン…
早っ!
「洗面所を借りるよ」
と、手を洗いに行った。
「悠里。このところ残業が続いてるから、適当な物しか食べてないと思って、今日はスペシャルなカレーを作りに来た」
まさかと思ったけど…
「作ってくれるんですか?」
「そのつもりで、肉と我が家のカレーパウダーを持ってきた」
「ありがとうございます。エプロン…これフリーサイズです」
うちにある中で、シンプルなフリーサイズのエプロンを渡す。松田さん、細いし入ると思う。
「悠里は、リンゴの皮をむいてて。俺は玉ねぎをみじん切りにしてるから」
タンタンタンタン…
早っ!