恋の悪あがき〜甘い香りに誘われてⅡ
「でも、悠里…先生とキスしてた…」

ボソボソとつぶやく松田さんを見上げると、シュンと音が聞こえてきそうな感じにうなだれてる。

「あの…挨拶ですよ?ボブはアメリカ人だから…」

むぎゅうぅ

パクッ…

「きゃっ…」

耳たぶ食べられた!

「悠里が、他の男に触られてるの…嫌だ」

耳たぶを食べた唇が、首すじに移動する。

「や…あ……っ」

身体の奥が熱い。

「悠里の全部が欲しい」





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