恋の悪あがき〜甘い香りに誘われてⅡ
「ぶはっ…ゆとり女子。面白いな。予想どおりの反応で笑える…はは…」
むっ。せっかく猫かぶってるのに!
「あの。私の名前は佐伯 悠里です。
ゆとり女子って呼ぶのやめて下さい!
何なんですか?貴方…人に名前聞くだけ聞いて、自分は名乗らないんですか?」
トン…
私の後ろの壁に手をつき、ニヤリと笑う。
「そういえば名乗ってなかったな…てか、名札見ろよ。さり気なく相手を観察する…社会人の常識だ」
ほらっ…と名札を見せる。
『法人営業部 第一課 課長、松田 大樹(まつだ たいき)』
えっ?この人、営業なの?
こんな失礼な態度で、やってけるの⁉︎
「おい。また失礼なこと考えたろう。俺は感じの良い営業だ」
あ…また読まれたのか。
むっ。せっかく猫かぶってるのに!
「あの。私の名前は佐伯 悠里です。
ゆとり女子って呼ぶのやめて下さい!
何なんですか?貴方…人に名前聞くだけ聞いて、自分は名乗らないんですか?」
トン…
私の後ろの壁に手をつき、ニヤリと笑う。
「そういえば名乗ってなかったな…てか、名札見ろよ。さり気なく相手を観察する…社会人の常識だ」
ほらっ…と名札を見せる。
『法人営業部 第一課 課長、松田 大樹(まつだ たいき)』
えっ?この人、営業なの?
こんな失礼な態度で、やってけるの⁉︎
「おい。また失礼なこと考えたろう。俺は感じの良い営業だ」
あ…また読まれたのか。