恋の悪あがき〜甘い香りに誘われてⅡ
むっ。この声は…
クルッと振り向いた先に、イケメン眼鏡が立っていた。
「おはようございます。えっと…(名前…なんだっけ?まっいいや)
今日も案内係なんですか?」
ニッコリ微笑んでやる。
「松田だ。『まつだ たいき』だ。人の名前くらい一度で覚えろ。
今日は、うちの新人を迎えに来た。…おまえ、配属先どこ?」
むっ。
「おまえじゃありません。古女房じゃあるまいし。
総務部 広報室の佐伯です。松田…課長?」
取って付けたように、役職名も付け加えてみた。
「へえー、美希子さんとこの新人かあ…て、アイツまだ迎えに来てないのか?」
クルッと振り向いた先に、イケメン眼鏡が立っていた。
「おはようございます。えっと…(名前…なんだっけ?まっいいや)
今日も案内係なんですか?」
ニッコリ微笑んでやる。
「松田だ。『まつだ たいき』だ。人の名前くらい一度で覚えろ。
今日は、うちの新人を迎えに来た。…おまえ、配属先どこ?」
むっ。
「おまえじゃありません。古女房じゃあるまいし。
総務部 広報室の佐伯です。松田…課長?」
取って付けたように、役職名も付け加えてみた。
「へえー、美希子さんとこの新人かあ…て、アイツまだ迎えに来てないのか?」