恋の悪あがき〜甘い香りに誘われてⅡ
「じゃあ、僕も『佐伯ちゃん』て呼んでいい?」
「はい。お好きなように呼んでいいですよ?」
「マジ?…じゃ、悠里♪ 」
「呼び捨てかっ!」
ダメ?と上目遣いで聞いてくる。
「ダメです。それは彼氏限定ですよ?」
(いないけど)
えぇーーーっと、拗ねる矢野くん。
……と、
「温ちゃん、調子乗らないのっ」
鞄を片手に、藤枝室長が歩いてくる。
「藤枝室長!お疲れさまです。
もーー、佐伯ちゃんを口説いてるですから邪魔しないで下さいよー」
プーとふくれる。
クスッ…なんか可愛いな。
矢野くんは、藤枝室長に「温ちゃん(おんちゃん)って呼ばれてるんだ。
温(あつし)だから、おんちゃんか…
「はい。お好きなように呼んでいいですよ?」
「マジ?…じゃ、悠里♪ 」
「呼び捨てかっ!」
ダメ?と上目遣いで聞いてくる。
「ダメです。それは彼氏限定ですよ?」
(いないけど)
えぇーーーっと、拗ねる矢野くん。
……と、
「温ちゃん、調子乗らないのっ」
鞄を片手に、藤枝室長が歩いてくる。
「藤枝室長!お疲れさまです。
もーー、佐伯ちゃんを口説いてるですから邪魔しないで下さいよー」
プーとふくれる。
クスッ…なんか可愛いな。
矢野くんは、藤枝室長に「温ちゃん(おんちゃん)って呼ばれてるんだ。
温(あつし)だから、おんちゃんか…