恋の悪あがき〜甘い香りに誘われてⅡ
飛ばされた資料を、慌てて拾い集める。
コピーとはいえ、社外秘だから、道路まで落ちて行ってしまったらまずい。
「…5……6……足りない」
あと2枚どこ行った?
キョロキョロ…
「はい。探し物はコレかな?」
声とともに、探していた2枚が差し出される。
「ありがとうございます!コレです」
よかったぁ…
近くにいた人が、資料を拾ってくれた。
「きみが広報室に来た新人さんかな?」
端正な顔立ちをした男…宮澤 葵だ。
思わず、背筋をピシッと伸ばす。
コピーとはいえ、社外秘だから、道路まで落ちて行ってしまったらまずい。
「…5……6……足りない」
あと2枚どこ行った?
キョロキョロ…
「はい。探し物はコレかな?」
声とともに、探していた2枚が差し出される。
「ありがとうございます!コレです」
よかったぁ…
近くにいた人が、資料を拾ってくれた。
「きみが広報室に来た新人さんかな?」
端正な顔立ちをした男…宮澤 葵だ。
思わず、背筋をピシッと伸ばす。