想い想われ
?「いやー、大変だったな、山さんも」
え、だれ?
?「自己紹介してなかったよね、俺の名前は倉本大智(くらもとたいち)よろしく!」
外見は人気がありそうで女子からも男子からも評判がありそうな感じだった。
悠里「あ、倉本じゃん。」
大智「おー、尾崎じゃん!」
悠里「そうだけど、なんか用?」
え、待って…悠里ちゃん冷たくない?
大智「いつもさ、思ってたけど尾崎って俺に冷たくない?」
悠里「そーかな?分け隔てなくみんーな平等に仲良くしてるつもりだけど?」
大智「いやいや、冷たいって!な!山?」
紗奈「え、あーうーん、冷たいかなー?」
悠里「紗奈ちゃんいいんだよ、こんな奴の味方しなくて!」
紗奈「あはは…」
大智「俺なんかしたのかよ」
悠里「紗奈ちゃん、あっち行こ?」
紗奈「う、うん」


私、初めて男子と話せた。
それも相手が呼び捨てで…
いつもさん付けとかだったのにあれじゃ人気あるだろうな、それにモテそう…
なんでこんな気持ちなんだろ…
好きなのかな…
いや、私に限ってそんなことはないだろうし…
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