俺を好きになりなさい
プロローグ
白球を追いかけていた君
はたまた 女子をまわりにつけていたあの時
私もあの輪に入りたかった
でも・・・・上級生にはじかれていた。
ただあなたと話したかった
遠くで見つめていた
でも、もくもくと練習していた
同級生、クラスは違っていたけど
告白されたから、付き合い始めた
ある日 野球部の部員が話していた
「小倉ってあの陰気くさいやつだろ?」
「あぁ、すげいマジに思っていた」
「バカだよな、誰がマジにか?アハハ」
私の事?
涙が溢れてきた
この日を境に、心から笑わなくなった。
極力見学にもいかなくなった