永遠をあなたに




俺は二重人格だったのだ。


そんな時、藍に出会った。


彼女は元々病弱だったが、その日はただの検査に訪れただけだった。


俺が二重人格である事を彼女に相談すると、彼女は俺を励ました。


「どんな性格だって、凪君は凪君だよ。たとえ二重人格だったとしてもね。」


その言葉にどれだけ救われたか分からない。



< 12 / 33 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop