二度目の恋
今後のことを話そう…なんて言ってる一輝
話せる?なんて私の背中にキスをしながら意地悪そうに聞いてくる
枕に顔をうずめながら
息を整えようとする私
そんなのお構い無しに話をしだした
「今までのことを考えたら、今すぐ結婚って、難しいだろ?美奈も仕事がある。俺は今すぐにでもって思ってるけど……籍入れたら、美奈の環境が全て変わる。……それなら、あと3ヶ月、美奈が契約満期になるまで待とうと思う」
それでいい?と、また背中にキスをする
もう、好きにしてって思った
一輝はそんな話をするよりも
私をいじめてるほうを楽しんでいる
「ここで、三人で暮らそう。遥輝が出て行きたくなったら、送り出してやったらいい……少しでいいから、遥輝と暮らしてみたいんだ」
いい?なんて聞きながら
一輝はまた私の中へ入ってきた