詩集ー七色の空ー
初恋の人
君のぬくもりで目覚めた
優しい夜明け
涙の夜を
幸福だった時を
心にとかしてくれる
“その手を離したくない”
願っていたのは
僕の方だった
「ずっとそばにいて」
言われてた頃
プライド捨てて
想いを伝えていたら
君の心の声に
気づけていたら
今もふたり
隣同士にいられたのかな
会いたくないのに会いたい
会いたいのに会いたくない
時の流れとともに変わった今から
目をそらし続ける
手になじんだケータイには
君のメロディー
泣きたくなるほど
待ちたくなる星の下
どこにいても
誰といても
何をしてても
君がそばにいる夢をみる