今でも君を愛しています
高台の公園
プルルルプルルル
奈希の部屋でノートを眺めていたら
突然電話がなった
画面を確かめると來也だった
無視をしていたけど
何回もしつこく電話してくるものだから
仕方なく出てやった
ピッ
〔……っ夜那!やっと出た
お前どこに居んだよ!皆心配してんぞ
なんも言わずどっか行っちまって
びっくりし『來也煩いよ、そんな慌てて喋らなくても聞いてるし』
…そうだよなごめん〕
『謝んないでよ
何も言わずに飛び出したの俺なんだから
俺こそごめんね』