僕の(わたしの)生きる世界1[完]
二人は、白いローブを羽織る。


「ステラは、結界を張っておいて?」

そう言われ、光の属性で結界を作った。

ジェイクの訓練場の結界を真似てみたのであった。

ジェイクは、その間に魔物に近づいた。

魔物はジェイクに気がつくと、尻尾の蛇が炎を吐いた。

ジェイクは炎を剣で弾く。

その炎は、ステラに届くが結界がちゃんと弾いてくれた。

それをジェイクは見ると、ホッとした。

尻尾の蛇が更に炎を吐くが、ジェイクにとっては、何でもないこと。

ライオンは、それが効かないと分かると正面を向いた。

三つの内の一つが、光に炎を混ぜた光線を吐いた。

ジェイクは、それを軽く避ける。

すると、今度は三つ同時に光線を吐いた。

ジェイクは、闇と水を混ぜて結界を作ると、光線は吸収されたかのように消えた。

相手の属性を瞬時に判断し、魔物よりも魔力値が高いジェイクは、逆属性で中和させたのだった。

ジェイクは、一瞬で三つの首を跳ねた。

魔物は、消えていった。
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