僕の(わたしの)生きる世界1[完]
「ステラ!結界、作れていたね!」

「ありがとう!ジェイクの戦いはとっても勉強になるわね!」


そう言って二人は、特殊部隊チームの本部へと転移していった。


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ーーー。

ジェイクとステラは、総帝専用の訓練場にいた。

ステラは、魔方陣を何度も書く。

ジェイクは、丁寧に教える。

一度書き順を覚えてしまえば、後は応用になる。

「うん!これが火を発動する基本の魔方陣!で、ここの部分のマークを変えていくだけで、水や風と言った、他の属性になるんだ。」

ステラ達と離れた所には、モニカとモアが風属性の訓練をしていた。

また、別の場所ではルカとミハイルの姿もあった。

タケルは、ひたすら走っていた。

どうやら、ヘンリーはポッサムの仕事でまだ来ていないようだ。

皆がそれぞれ訓練をしていた、その時。

<ドカーーン!!>

物凄い音が響き渡った。

皆、訓練を一時中断して、周りを見回すと、魔方陣の中で杖を持ち、謝るステラの姿があった。

どうやら、魔力値4000超えの今出せる炎の攻撃を放ったらしい。

総帝専用の訓練場には、ジェイクが更に強力な結界を張っていたのだが、その結界にヒビが入っていた。

「ご…ごめんなさい!」

「い いや…。ステラにやってみてって言ったのは、僕だから!それに、僕にも課題が出来たみたいだ。」

ジェイクは、ヒビを見ながら言った。

魔力値4000で耐えられない結界は、来るべき敵に耐えられるハズがない。
皆を守るためには、もっともっと強力な結界を作らなければならない。

ジェイクは、結界を直ぐに修復した。

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