僕の(わたしの)生きる世界1[完]
「ステラは、グレースロッドを召還したのですね?」

「ミハイル?この杖の名前?」

「はい そうです。その杖は、主が求め杖に認められれば、変化するかもしれません。」

そう言って、ルカの元へと戻って行った。


主が求め、認められればって…。
まるで杖が生きているかのような表現をするなぁ…。

ステラはそう思ったが、先ずは魔方陣を理解することが先なので、ひたすら本を片手に覚えた。

ステラの近くでは、ジェイクも色々と属性を混ぜて、新しい強力な結界が出来ないかと、試行錯誤していた。

その日は皆で、特殊部隊チーム本部の近くにあるレストランへ、ミハイルやモアとポーロ、合流したヘンリーも一緒に行き、食事をした。

ポーロと外食が出来たジェイクは、とても楽しそうだった。
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