僕の(わたしの)生きる世界１［完］
ミハイルは、的をいろんな場所に作った。

「では皆さん、この的に向かって攻撃を加えてください？先週やった事で、大分魔力を出し続けたり、安定してきてるはずです。少しずつ武器に魔力を流し入れるのですよ？ステラ、手本を見せてください？この間のように、壊すのは止めてくださいね？」

ステラは、杖を出すと髪留めをつけたまま、水の属性を込めていく。

そして、的に向かって放った。

「ステラさんって、土と風じゃなかったっけ？」

一人の生徒が気がついた。

「わたし…。全属性扱えるんです…。」

ステラが総帝と一緒に動いていると言う、謎の噂のヒントを貰ったような気がした。

的に当てられない生徒達に、ミハイルは指導をしていく。

一日の授業が終わると、ジェイクとステラは、何処かに転移していった。


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