僕の(わたしの)生きる世界１［完］
ー総帝訓練場ー

ここに、ステラとミハイルがいた。

パーティが終わった翌日は、寝不足の状態で学園に現れた六人は、直ぐ様学園中の生徒や教師に囲まれた。

教室に入れば、クラスメートが騒いでいた。

総帝や国王や領主になったとは言え、学園に通うことは変えなかった。

歴史的瞬間に立ち会え、更にその重要人物の、ほぼ全員がクラスメートなのだ。

クラスの皆は、この出来事に誇りを持つであろう。

六人は休み時間毎に各自の仕事の対応をしているため、なかなか忙しかったが、帝達や教師のサポートのお陰で、問題は無かった。




そして、数日が立った。

ミハイルが魔方陣を描いた。

ステラ自身も描けるが、ミハイルの美しい魔方陣が見たくて、お願いしてみた。

「ミハイルの魔方陣が見たいの。」

甘えるように言うステラにミハイルは、断れなかった。

ミハイルは、召喚用の魔方陣を描いた。

ステラが魔方陣に入った。

「ステラ。良いですね？召喚された者は、契約を嫌がるが契約が出来れば、戦いにおいて戦力になります。」

ステラは、魔方陣に魔力を注いだ。

魔方陣が、ピンク色に光った。
その後、様々な光が現れ光の中にステラはいた。

武器を召喚したときのように、光の中に誰かがいた。
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