僕の(わたしの)生きる世界1[完]
ステラは、何かを思い出した。


ジンクスに攻撃をしたジェイクが、倒れるのを見た瞬間、ステラはジェイクの元へと転移した。


『僕は…。ステラを……愛してる。』


あぁ そうだった。
ジェイクは、わたしを…。


わたしが佐々木 海斗のままで、もしも、ジェイクが女の子であったなら、即座にOK してただろう。

きっと、ジェイクは女の子に生まれても可愛いに決まってる。

今のジェイクだって、笑うとまるで子犬のようで、ジェイクは女の子達にモテていた。

なのに、わたしは…。

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