僕の(わたしの)生きる世界1[完]
「私の名はミハイルです。」

そう言って、翼を出したミハイルの姿へと変えた。

クラスメートがミハイルに見いった。

「私の聖属性で、先程は皆さんに妖精が見えるようにしました。」

「わたしも、聖属性が使えるの。」

静まる教室内。

「す、凄い…。このクラス…。天使様までいるなんて…。」

誰かの呟きに、全員が頷くと教室にざわめきが戻った。

ミハイルは、クラスメート全員に事情を説明する。


このあと、ミハイルは教師達の会議の場でも、同じく説明を行う事となり、教師の立場を降りる覚悟をしていたミハイルだったが、逆に天界に帰るその日までお願いされてしまった。
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