僕の(わたしの)生きる世界1[完]
「そろそろ戻りますか?」

「うん そうだね?皆に報告しないと。わたしは総帝ですもの?」

「そうですね?しばらくは、この国で生活しますか?」

「そうだね?ミヘル先生?」

そして二人は笑いあった。

「ねぇ?ミハイル?ミハイルの話し方。本当のミハイルの話し方で話して?」

一瞬、笑いを止めたミハイルだったが、頷いた。

「あぁ もう、私はステラの指導者じゃない、私はステラの夫だしな?」

そして、ステラの手を握ると転移した。

そこは、帝の会議室。

敵の一部がステラ達が敵地に現れた混乱で、街の方に来て暴れていたらしいが、タケルとジェイクの指示で、収まっていた。

「「ステラ!」」

転移してきたステラとミハイルを見て、タケルとジェイクが直ぐに反応した。

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