僕の(わたしの)生きる世界１［完］
ヘンリーとモニカの夫婦は、学園卒業も間近になった所で、モニカに新しい命が宿ってることが分かり、ポッサム領土はちょっとしたお祭りになっていた。

ピーターとサアヤは、身分制が無くなり、敵も居なくなった直ぐ後に、一人の男の子を出産していた。

そして、ルーシーは最近、転移魔方陣を利用して、オフワンへと行っていることが多くなった。

歩くこともキツくなり、寝ていることが多くなったジョイにルーシーが話しかける。
ルーシーにとって、ジョイはお祖父ちゃんのような存在なのだろう。

そして、そんなルーシーはジェイクにも、とてもなついていた。

ステラへの失恋も、ルーシーが隣で笑って癒してくれた。

ルーシーがもう少し大人になったら、きっとこの二人は？

と、ポーロは楽しみが増えて喜んでいた。

キーリでは、以前ポッサムから避難してきていた、元奴隷の一人の女性がキーリに戻ってきていた。

ユアンは、花と豊かな大地とキーリの人々が好きだと言って戻って来た彼女の助けをしているうちに、最近二人でいるところを多く見かける。と言う噂が流れ始め、キーリもおめでたい知らせが近いのでは？と人々は言い合った。

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